[ memo ]
最近、コラボTシャツが流行っているらしく、“ユニクロ”(花王「サクセス」など国内外の108社)、“三陽商会”(仏「ボルビック」などミネラルウォーター3ブランド)、“パシフィッククロージング”(ハワイの地元飲食店、花屋など16店)、comme ca de mode MENまでも金鳥とのコラボを出したらしいんです。
で、ここで本題なわけですが、ユニクロってかなり頑張っているなぁと思うんですよ。
例えばこのコラボTだって面白いでしょ。いや、伝統企業コラボなんて秀逸ですよ、秀逸!
でもですね、何故か周りの人に話すると、
「でも、ユニクロでしょう。」
っていうリアクションなわけです。
例えば、このみずゑと組んだラインとか、個人的にはこれで1,500円てかなりいい商品だなと思うわけです。
でも、やっぱり『ユニクロを外に着ていくのは恥ずかしい。』ってリアクションなわけです。
これって、ブランドマーケティングの成功と失敗の典型例じゃないかと思うんです。
だって、ほとんどの人は“ユニクロ”ってブランドは知っているという点で認知度をあげたという点においてはスゴイでしょ。それも、低価格・高品質のアパレル業者として認知されたという点で、1999年から2000年、2001年へのフリースでの勢いがいかにものすごかったかってことだと思うんです。
でも、一方でその会社の商品を「外に着ていくのは恥ずかしい」っていうイメージになってしまった。
それって、ファッションを生業とする企業にとって、実は致命的じゃないかと思うんです。
だって、外着になり得ないファッションって、SPAなのに、そんなもん…。
ちなみに最近は、コチラの方が元気が良い感じがします。
ま、そうは言っても業績は回復してきているんで余計なこと言う気はありませんが…。
実は「しまむら」さんとかの路線を狙ってるのかな「ユニクロ」さんも。
ッてこたぁないとは無いと思っていますが、ここは要注意ですね。
今後、「ユニクロ」というブランドと、「企業の特性」を両立させていくのか。
勉強させてもらいたいと思っています。