LOGIC & MAGIC CATERS カテル有限会社

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引っ越しそしてお披露目

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おかげさまで、本日より新社屋で業務を行なっております。
電話番号やFAX番号などが変更となっておりますのでご注意ください。

それにしても、引っ越しなどがスムーズに終わったのでホッとしております。

2/10(土)に引っ越ししました。
朝9時に集合し業者さまと積込開始。
知り合いの若い衆が頑張ってくれたおかげで、11時には新社屋への搬入も終わり、大変にスムーズな引っ越しとなり、室内の整理と清掃までを含めても夕方までには終わってしまいました。

2/11(日)は予備日ということで、棚の買出しや看板などの製作と整理を行ないました。
久しぶりに看板書きなんぞをやりましたが、なかなかうまくいかないものです。
ま、下手は下手なりに味ということで飾りましたが…。

そして昨日は、身内だけでのお披露目会を催しました。
挨拶はグダグダだし、子供は走り回るし、相変わらずザックバランすぎる雰囲気でしたが、うちの役員のご両親がつくってくれたお蕎麦は美味しかったし、後輩のフィアンセさんはとてもいい人だったし、入社予定の新人君が優秀だということもわかったしで、とても幸福な1日でした。

なお、引き続きしばらくの間は弊社社屋の話題を掲載していきたいと思います。
どうぞ、お楽しみに。

caters [ 07.02.13 ]


『大安吉日』

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ということで、引渡し&引越しです。
まぁ、引っ越しと言っても形式的なものですが…。

そして、バタバタしながら頑張ってくれた仲間と、夜の9時過ぎに記念撮影を。
初めて新社屋を見た社員には感激してもらえたりして、何となく満足です。
後は、今週末の引っ越し残務処理と身内との祝宴が待つのみです。

caters [ 07.02.05 ]


フェンス

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屋上にフェンスが付きました。
室内は階段や電気回りなどの細かい作業中です。
いよいよ最終段階にさしかかっている感じです。

それにしても外から見ただけじゃ、どんな商売をやっている会社か分かりません。

予定通りです。

caters [ 07.01.24 ]


最終フェーズへ

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外装も、天井も終わりつつあります。
いよいよ内装の部分です。

でも、ここからが難しそう…。

建具などの色決めが特に。

なお、本日より引っ越しの見積りを取り始めました。
まずは2社です。

また、電話の引き込み工事の打ち合わせもスタートです。

caters [ 07.01.15 ]


いよいよ現る

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今日、外枠がはずれました。
えぇ、はずれましたとも。
間違いありません。
私がこの目で見たのですから。

え?!
写真が無い。

…。

…。

すみません。
都合により、写真撮影を失念しました。

caters [ 07.01.12 ]


リアルの強さ

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看板を描いて貰いました。

最近は、このように壁にペンキで描く方法は減っていて、プレートを貼る方法が一般的だそうです。
ただ、せっかくの雰囲気を大切にするため、職人さんを探してきて貰い直接ペンキで描くことにしました。

出来上がりは…、美しすぎます。
これを、木一本で下書きしている職人さんを見て、『職人技』の凄味を感じると同時に、ロゴを見た瞬間のインパクトによるリアルな広告宣伝の強さを感じました。

弊社の強みは確かにウェブサイトの制作ですが、実際にそれによる販促効果をあげるには、いかにリアルな分野の広告宣伝力を活用できるかが鍵だということを改めて思い知ると同時に、弊社の制作・開発担当者にも『職人技』と呼べる分野を身に付けてもらえるような制度を考えなければと思いました。

caters [ 07.01.11 ]


内装そして外装そして…

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内装がほぼ固まってきました。
後は色や細かい部分です。

なお、明日は朝一番で外側の看板描きです。
いよいよ大詰めです。

しかし、本当の問題はこの箱の中にどんなコンテンツを入れるかなんですが…。
遅々として進まないのが現状です。

何ていうか、バラバラにはいろいろな調査も進んでおり、それなりにはまとまっているのですが、では弊社として本当にそのコンテンツ(具体的に言えば業務?業態?)に取り組むのかと考えると、資金・人材など諸々の点で不安が多く、まだGo!と自信を持って言える状況ではないような気がしてます。
ただ、いつまでもコネていたって前進するわけではないですし、どこかで踏ん切らないととは思っているのですが。

意外に慎重というか、気持ちがちっちゃいのです。

caters [ 07.01.10 ]


概観現る

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本日より仕事始めです。
外側の作業が大分進んでまいりました。
内部も床が張られています。

それにしても、思ったよりゴツくていい感じです。

caters [ 07.01.05 ]


電話と社内ネットワーク

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今日は、弊社の本業にとって「肝」となる、電気・電話・LAN関係の打ち合わせを行いました。

これまでにもかなり念入りに打ち合わせを行ったつもりでしたが、どうしても現場を見ながら打ち合わせをしたかったので、無理を言って関係者の方に集まってもらい打ち合わせをしました。
すると、やはり認識の違いが多数あって、もしこのまま進んでいたら危ないところでした。

でもきっと、ここまで打ち合わせをしてもモレたり、ズレたりすることがありそうで怖いです。

なお、工事は明日まで行うとの事。
弊社は、一応、本日で仕事納めです。

caters [ 06.12.28 ]


内壁と外壁

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内壁も外壁も立ち上がりつつあります。
来年早々には、外側は終わるだろうということです。

それにしても職人さんたちの手際のよさにはビックリします。

caters [ 06.12.21 ]


外枠が組まれました。

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入り口のところも外壁リニューアルの準備が進んでいます。
また、先日運び込まれていた金属の柱で内壁の骨組みが組み上げられています。

caters [ 06.12.13 ]


丸裸です。

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外壁の補強が行われ、また中に金属の柱が運び込まれています。

caters [ 06.12.11 ]


苦悩する日々:資金繰り第二幕(4)

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借入、増資を行った。
それでも資金は足りていない現状。

さらに、屋上のフェンスに電話関係工事費、さらには引越し代と家具が加わると、それこそ全然だ。
内部留保の取り崩しに、後は…。

最近、頭の中で常に電卓を叩いている自分がいます。
あれ足して、これ引いて。

足りたような、足りないような。
支払いが終わるまで、こんな状況が続くのでしょうか。

いや、もしかしたらその後の方が…。
なんてことを考えていても仕様がないのです。
今期はかなり忙しくお仕事をさせていただいているので、もっともっと頑張って、稼ぎさえすればいいのです。
ということで、是非、お仕事ください。
頑張りますよ!

caters [ 06.12.01 ]


現場監督の紹介

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設計会社の社長が現場監督の方を連れてきてくれました。
かなり真面目そうな人なので安心しました。

そして資金を振り込みました。

もう、本当に引き返せないと思うと、少しだけ腹が据わった感じがしました。

caters [ 06.11.29 ]


契約

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本日、大安につき契約。

もう引き返せません。
賽は投げられたのです。

caters [ 06.11.28 ]


苦悩する日々:資金繰り第二幕(3)

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設計会社の社長と価格の最終交渉。
正直、予定よりかなり上振れしていますがやむを得ないと思います。
だって、分不相応な広さだったりするので。
設計会社の方でも相当頑張ってくださったみたいですし。

なお、スペースを最大限に活用するため屋上にはフェンスを付けることで最終提案をもらうことにしました。ここに至っても予定外の出費を続けるわけですが。

来週、契約を行なう予定。

なお、最後に役員となっている仲間に話をして承諾をもらいました。
個人のことならとにかく、会社のことで「何とかなるさ。」とは言いたくないが、最後はそんな気分です。
過剰投資ではないか?との話も出たが、営業面での効果とリクルート効果を期待して、全員一致で投資する方向でまとまりました。

caters [ 06.11.24 ]


苦悩する日々:迷い

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休日出勤のランチのついでに仲間と物件を見に行きました。

その道すがら、今の自分の思いを話します。
不安、でも必要、でもやっぱり不安。
仲間に話しをしながら、自分の考えが揺れているのがわかります。
もう引き返せないのも分かっています。
それでも、やはり揺れます。

確かに、現在の家賃等を考えればそんなに無理じゃない金額に返済は収めたつもりです。
しかし、イザというとき家賃は安い物件に移ることは出来ますが、返済はこれ以上下げることはできないでしょう。
もし、何かあったら…。
もし、売上が計画通りいかなくなったら…。
正直、怖くなります。

今となっては、物件を買ったときにあった浮かれ気分は今はほとんどありません。
何ていうか本社ビルを建てるというのは、もっと楽しいと思っていましたが、そんな気分は完全に吹っ飛んでいます。

ウチの会社の信用力を補完し、かつ来社機能を向上させるために、このプロジェクトは絶対に必要だと思っていますし、タイミング的にも決して悪くないとは思っているのですが、それにしても借金を背負うというのはこんなにも怖いものなのかと改めて思います。

でもその一方で、きっとこのプロジェクトはいい方向に働くはずだと信じています。
弊社の財産は“ヒト”です。
そのヒトが快適に働ける職場環境を造ること。
いろいろな思惑がはずれても、これだけは間違いなく実現できるはずです。
そうすれば、今と比べてマイナスになることは無いでしょう。

臆病な新米社長は、こんな風に常に迷っています。

caters [ 06.11.23 ]


苦悩する日々:資金繰り第二幕(2)

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ランチのついでに仲間とビルを見に行きました。
丸裸になったビルはそれなりの雰囲気で建っています。
中身も、あの内装が無いほうがよっぽど立派に見えます。

しかし、これにあの聞いた金額を突っ込むのかと思うと不安になります。
確かに、会社の将来を考えると、この時点で投資をする選択はあるとは思っています。
というよりも、必要だと思っています。

しかしその一方で、まだ2年半しか営業していない会社が、こんな投資をして大丈夫なのか?
社員も増やさなくてはいけないし、本当にこの投資に耐えられるのか?
正直、不安は増すばかりです。

設計会社の社長から再度電話がありました。
各所と調整をしたところ思ったより値段を下げられそうだということ。
すぐに先方へ訪問し、打ち合わせを行ないます。
確かに、上がった分の半分近くは下がっていますが…。
しかし、これ以上調整しても大幅に下がることは無さそうです。

そこで、基本的にはこれで行くこととし、事務所に戻って仲間と打ち合わせをします。
資金が当初予定よりも大幅に上振れしており、借入と増資では全然間に合わないため、内部留保を一部取り崩す旨の説明を行ないます。
増資資金は11/29(水)に振込むことで調整したいと。

仲間からも、いろいろな意見が出されましたが、もう戻れないだろうという結論。
やるしかないということで一致しました。

caters [ 06.11.22 ]


苦悩する日々:資金繰り第ニ幕

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設計会社の社長から、金額の件でお話がしたいと連絡があり、その日のうちに先方事務所で打ち合わせ。

改修工事の見積もりが、当初見込んでいたよりも数百万円以上も上振れしているとのこと。
今の弊社の状況では、手当ての目途なんてつくはずがない金額の振れである。
正直言うと、このタイミングでこんな金額の話をされてもという感じがしてしまいます。
何とかいろいろなところを削って予算に合わせるしかないのでしょうが、それにしても、この差がいったいなぜなのか素人には皆目検討もつきません。
明細を渡されても検証の仕様はないし、いくら詳しく説明されても理解する能力すらありません…。

ただ、それは弊社の業務でも同じなわけです。
一度、任せると決めたら信用するしかないということは分かっているんです。
しかし、うちのお客さんにはこういう不安?不満?は起こらないようなにしたいなとは思いました。

caters [ 06.11.21 ]


工事の進捗

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当初懸念していた1階の駐車場のコンクリートはがしも無事に終わったようです。
2階、3階も解体工事はかなり進んでいる感じがします。

caters [ 06.11.13 ]


打ち合わせ

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設計で気になる点があるため、設計会社へ夕方押しかけました。

そこで都合よく電気屋さんも来るということで打ち合わせが始まり、かなり言いたいことを言わせてもらいました。

弊社の業種から、電源とインターネット回線については出来るだけの考慮がしたいということ。
また、外壁や内装がシンプルなので、どうしても建具や照明でアクセントが欲しいということ。

予算が全然無いと言いながら無理を言っているのかもしれませんが、何とかお願いしたいと思いました。

caters [ 06.10.30 ]


プレゼン

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先日のミーティングを受け、本日、正式に建物に関するプレゼンがありました。

建物は荒っぽい感じの外観に、階段のところの木の手摺りを活かしたレトロな雰囲気の内装が基本コンセプト。
街中では珍しい倉庫のような雰囲気の建物になりそうです。

特徴は、1階の駐車スペースです。
鉄骨むき出しの高い天井が、外観とあいまってかなりワイルドな感じと言うか、ぶっちゃけガレージそのままという感じとなりそうです。

なお、コストを相当に抑えているため、どこもいじりようがないほどシンプルな造りであるため、建具と照明にはこだわりたいと話をしました。

caters [ 06.10.27 ]


足場が組まれる

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ここ数日、気になって、ランチのついでや、休日の買い物のついでなどで、ほぼ毎日現場に通っています。
まず、現場にトイレが運び込まれ、次に目の前の電線の養生が行われました。
そして、昨日から足場が少しづつ組まれているようだった。

今日、現場で設計会社の専務にお会いしたら、確かに昨日から解体工事用の足場を組み始め、明日辺りから本格的な解体工事に入るとのこと。

それにしても、あの狭いスペースに足場を組む技術は本当にすごいと思う。

caters [ 06.10.26 ]


そしていろいろなことが始まった

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この日は、建物の件で忙殺されました。

まず午前中に書類提出へ国金へ行きます。
正式に契約書等を提出し、引き替えに担保の設定関連書類一式を預かります。

帰りがけに銀行へ行き、市の制度融資の話を聞くことにしました。
設立の際に購入した営業車を、お客様のところで買い換えようと思っており、当初は自己資金で購入を考えていたのですが、今回の建築資金が相当に予算オーバーしそうなので、急遽、借入を検討することとしたわけです。

昼食後、建物の裏の院長先生のお宅へ設計会社の社長と訪問。今日は、いよいよ工事に関するお願い事をしに。
まず玄関で若先生にお会いし、そして大先生にご挨拶。
思ったよりも気さくな方だったので、一安心。
で、すぐに現場で話し合いです。
裏との境ははじめてみましたが、塀と壁の間は数cmしかありません。
よく、こんなスペースで建てたものだという話になります。
病院の駐車場へ出来るだけご迷惑にならぬような対応をとりということで、ご了解をいただきました。
その後、建物の現況を確認しましたが、その場でもしかしたらベランダを狭めるかもとの話がありました。まぁ、いずれにしても壊してみてからという話なわけですが。

戻って法務局へ行きます。
担保設定用に印鑑証明だの謄本だのを取り事務所へ戻り、午前中に受け取った書類を書き込むと、司法書士の先生のところへ行きます。10月の異動で法務局もバタバタしていて、登記に2週間くらいかかる見込みとのことだったため、その場から国金に電話してもらいました。

その後、別件で設計会社さんへ。
打ち合わせが終わった後に、建物の話が出ます。
パース画像がある程度出来ているということで見せてもらったら、素材も含めてかなりいい感じです。
ただ、黒壁に白ロゴというのが基本デザインになっているのを、壁面の素材を活かしたモスグリーンにしようと提案。
そして、ベランダは半分に…。

考えなきゃいけません。

caters [ 06.10.18 ]


借金

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国民生活金融公庫から融資の申込書類が届きました。
いよいよ本当に借金をするのです。

ちなみに、“借金”を“ローン”や“負債”、あるいは“借入金”とかいうよりも、意識して“借金”ということにしています。
でないと、どこか意識がズレてしまう気がするので。

これで個人の借金と合わせると…。
本当にこんなに借りていいのかと怖くなります。

でも、個人も会社も自分だけが保証人になっていて、どちらも生命保険に入ったわけで、最後は自分が死ねば誰にも迷惑をかけずに済むと思うと、少しだけ気持ちが楽になります。

caters [ 06.10.17 ]


ご近所へのご挨拶

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資金繰りが正式に目途がういたということで、早速挨ご近所への拶回りに設計会社の社長と一緒に行くことにします。

その前に、少しだけ建物を見ようということになりました。
社長によれば、階段などの漆喰部分はそのままでいけるかもしれないとのこと。
ただ、いずれにしても解体してからの話ということを繰り返され、そのたびにドキドキします。

そしてご近所への挨拶に出かけます。

まずはお隣の美容室へ行きます。
奥さんはもちろん、娘さん2人とも話しをしました。
次女の方から、以前、ボロビルから自宅に入ったりしていたりしたお話を聞きます。

次に向かいの駐車場へ。
物静かな奥さんが丁寧に挨拶をしてくれました。

パン組合は理事長さんがいないからということで名刺と手土産を置いてきました。
また、向かいの喫茶店は、奥さんが弁護士でご主人が喫茶店のマスターをやっているそうですが、ご主人はシステム会社も経営しているとのこと。

そして最後に裏のお医者さんちです。
奥さまが出てきて、まずは先日のお菓子をお褒めいただき、少しだけホッとします。
その後、少しお話をしました。
気になるのは、ボロビルを建てるときに何となく境界でもめたということ。
いずれにしても、院長先生とお会いするお約束をしてこの日は帰ります。

その後、事務所に戻り工事請負の契約を結びます。
正直、明細を見てもその単価の妥当性なんかは全然分からないわけで、高いか安いかは信用勝負みたいなものだと思います。
まぁ、弊社の事業内容と同じように、手間仕事の分野では発注すると決めたらあとは業者さんを信用して、出来るだけ気持ちよく仕事をしてもらうことをお願いするしかないなぁと思いました。

caters [ 06.10.16 ]


苦悩する日々:資金繰り第一幕(完)

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夕刻に国民生活金融公庫から電話があった。
正式に融資決定とのこと。

金利も返済条件も、弊社レベルではまず民間では出ないレベル。

これでとりあえずの資金の目途はほぼついたということで、ありがたや、ありがたやである。

まだいくつか超えなければならないハードルはあるが、まぁなんとかなるだろうと開き直った感じです。
これでしばらくは建築内容に集中できそうです。

caters [ 06.10.13 ]


苦悩する日々:リフォームの検討はすすんじゃいます

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今日、設計事務所の社長が来社。
スケジュールの打ち合わせと解体についての打ち合わせをしました。

正直、正式に融資審査の結果が出ていないのにスタートしていいのかと思いつつ話を進めるのはつらいです。

その後、ランチのついでに社屋確認へ行きます。
仲間と一緒に行ったところ、潰そうと思っていた窓が必要じゃないかとの指摘があったので、早速、見直すよう設計事務所の担当さんに連絡します。

なお、夕方に国金さんから決算の数字について資料依頼があったので届けました。

caters [ 06.10.12 ]


苦悩する日々:資金繰り6

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国金から電話がありました。
金額の支払先の確認と融資の返済期限短縮の依頼です。
別に問題なしと回答しました。
審査担当がこれで上にお伺いを立てるというので、ほぼ資金の目途が立ったと判断。

設計事務所へ夕方出かけました。
再度、諸々を確認しつつ現況を伝えました。

caters [ 06.10.10 ]


イメージ固め

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資金の目途もある程度ついたので、休みを利用して、建物や内装のイメージ固めをようと思い家具屋さん巡りをすることにしました。

都内はもちろん船橋のイケアへも足を伸ばしました。
この頃からでしょうか、ジョイフル本田へもかなりの頻度で行くようになったのは。
また、ネットでも家具や照明を調べることが多くなりました。

きっと、こういうことだけしていれば楽しいのでしょうね。

caters [ 06.10.08 ]


苦悩する日々:資金繰り5

[ garage ]

再度、国金に電話をしました。

今度は審査担当者さんが出てくれて、未だ審査中であるということ。
そして、申込金額全額は厳しいかもしれないとも言われました。

大体どのくらいか確認すると、必要額の80%程度は大丈夫だろうとの話。

まぁ、確かに十分ではないが、これで一応の資金の目途がついた感じだと思うと少しホッとしました。
正式な回答は来週になるとのことですが…。

caters [ 06.10.07 ]


苦悩する日々:資金繰り4

[ garage ]

国金からは何も音沙汰がありません。
こちらも設計会社さんに回答しなければならないので結構困るわけです。

なので、思わず電話してしまいました。
審査担当者さんは出張ということ。
きっと現地調査でしょう。

しかし、待つ身はつらいものです。
人のフリ見て我がフリ直せ。
弊社のお客さまにも同じことがないように気をつけようと思いました。

caters [ 06.10.03 ]


苦悩する日々:資金繰り3

[ garage ]

また朝一番に国金へ行く。
今度は正式に融資申込みのための面談をするために。

依頼された資料を持参して行きましたが、コピーをとる量が半端じゃありません。
とにかく何でもコピーをとっている感じです。
通帳半年分をすべて写しをとります。
そんなにコピーしてどうなるんだろと思いました。

なお、借入の話については、ほとんど触れることはありませんでした。
とにかく、審査用の資料を整える作業に約1時間かかるという感じです。

そして、面談の最後に少しだけ審査の感触が聞けました。
「こちらの担保だけですと、全額は厳しいかもしれません。」
まぁ、そうでしょう。自分でもそう思います。
本社物件は、購入時にいっぱいいっぱい借りているので担保価値は無いらしい。
だから、先に買った物件を担保に入れてくれと言われて了承したのだが、あの物件で数千万の改修費用は賄えないだろう。

しかし、おもむろに「でも、こちらも…。」と言って教えていただいたのが、代表者保証だけで借りることが出来る無担保の貸付。
ただ、その提案の仕方が遠慮すぎです。
こちらとしては助かる話なのだから、もっと正々堂々セールスしてくれればいいのにと思います。
それで合算して満額出るなら、こちらとしては嬉しい限りなのですから。

そんなこんなで正式申込を終えます。
後日、会社にも来て確認を行うらしいです。
審査機関は10日ぐらいということですが、結果がとても楽しみです。

caters [ 06.09.25 ]


苦悩する日々:資金繰り2

[ garage ]

昨日指示いただいた申込書やら資料やらを持って、朝一番に国金へ出かけます。
またイジメられたらどうしようかと思いながら。

若い人が受付処理をしてくれた後、審査担当の主任さんが出てきました。
昨日、受付をしてくれた昭和の金貸し君の隣の席で話を聞いてもらいます。
かなり忙しそうな方です。

しかし、今度はきちんと話を聞いていただけます。
極めて紳士的で、またきちんと話が出来ます。
少しだけホッとしつつも、多少は残念だったりします。
この対応をもし昨日されていれば、国金侮りがたしと思っていたかもしれません。

さて、最終的にはとりあえず書類を受け取ってもらい、次回の面談の日時を決めました。
夕方にFAXで書類の追加請求がありました。
社内資料を一部手直しして提出しましょう。

caters [ 06.09.21 ]


苦悩する日々:資金繰り

[ garage ]

資金調達をするにあたって、果たしてどこにするかという問題にブチ当たります。

銀行からはいつでも相談に来いと言われてはいました。
しかし、物件購入で借入をしているし、何よりもここまで金額が見込み相違となった以上、金利はできるだけ低い方がいいと考えました。
そこで行政系の金融機関を借入先の最優先候補先として、とりあえず国民生活金融公庫(略して国金)に行くことにしました。

まず、それなりの資料を揃えて、窓口に相談へ出かけました。
しかし、あえなく玉砕。

「これは、担保価値はありませんね。他にありますか?」
「IT資金は、最近この金利じゃ出しませんよ。」
窓口職員の不躾な言葉が自分を打ちのめします。

なんていうか中小企業の悲哀を久しぶりに感じました。
最後には、「じゃ、とりあえず申し込んでください。」的なお言葉を頂戴したのだが、いやぁ久しぶりに金融機関らしい金融機関に来た感じがしました。
金融機関はこれじゃなくちゃいけません。

お前はカネが無くて借りに来たんだ。
お前にそんな借金をできる価値があるのか、と言わんばかりの態度で責め上げる。
金融機関、金貸しは、これじゃなければいけません。
見積りの金額が5%ぶれればカネは出さん、出したカネも返してもらう。
ステキなほど慇懃無礼で高圧的な態度は、床の間を背にしてカネを貸したという時代を体験させてくれました。

なんて役所系金融機関はステキなんだろう。
と、思って帰社すると国金からDMが来ていました。
中小企業の応援をしたいと…。

なお、帰りに法務局へ行き、謄本だのなんだのを準備したついでに、増資の手続きなどについてご教授いただいた。司法書士の先生にお願いすると、楽だけれど20万円以上もかかるものが、自分でやれば7万円で済む見込み。
こうなったら徹底的に節約生活をしてみようかと思いました。

caters [ 06.09.20 ]


苦悩する日々:臨時役員会議開催

[ garage ]

設計会社の社長がみえた。
かなり長い前振りの後に、気になる資金の話をされた。

壊すのに数百万円。まぁ、想定内かなぁという感じ。
そして、内装…絶句。金額を聞いて、一瞬、気が遠くなりました。
当社希望額より1,000万円以上も超過している。
いや、簡単に言えば見込み額の倍近い金額です。

正直、内装の仕様の話なんぞ聞いてられるかという状態に陥ります。
下げられてどのくらいかと聞くと、数百万円下げるのが限界との回答。

まぁ、そうでしょう。
足場のことや、駐車場の壊し方の件など、いろいろ説明されましたが、正直、そんなもんはどうでもいい。問題はゼニを調達できるかだ。
そんな気になります。

さらに、ムチは打たれます。
正直、壊してみないと改装費用が本当にこれで済むかどうかはわからない。
だから、できるだけ早く壊したいとおっしゃいます。

しかし、壊したら作らなきゃならないでしょう。

でも、いまうちの会社にそんなおカネは無いわけです。
それなのに、ヨッシャ壊してみましょうなんて言えるわけないじゃないですか。
ということで、そうお答えし、とりあえず資金繰りを決めてから、あらためて相談したいとお話しました。

それにしても、従業員5人の会社が数千万円ものおカネをどう調達すればいいのだろうか。
そんなもん、本当に。まったく泣きたくなります。

夕方、役員会議を開き、現状を報告しました。
正直、改装か改築かというレベルほど傷んでいるということ、ただ改装の方が安いということ、改装は内外装ともやらねばならず資金は数千万円くらいかかること、増資を含めた資金繰りの方針などです。

結論は、まず資金繰りを頑張ってみて、いけるようなら改装しようということになりました。
投資資金の見込み違いという問題はあるものの、その目的や期待できる成果ということは変わらないわけですし。

それにしても、果たしてどうなるのでしょうか?
我が社の行く末は。

caters [ 06.09.19 ]


苦悩する日々:ご近所さま

[ garage ]

今日は創立記念日ということで、社員全員でステーキ屋さんで食事をし、その後に新社屋となる物件を見に行こうということになりました。

物件を見に来るとまたクルマが停まっています。
どうも、お隣の美容室の女主人のご友人らしいのです。
みなさんでワイワイ乗り込んでいると、お隣の美容室の女主人も後から出て来て説明をしていましたが、酔っ払っているのであまり聞いていませんでした。

その間に、社員は真っ暗な建物の中に入って建物を見ており、まるで肝だめしのような状態になっています。
でも、なんだかみんなでここに来ると、それなりにいろいろな意味での実感が沸いてくるもので、そうなってくると改めて改修にかかる費用が気になってきます。

caters [ 06.09.15 ]


苦悩する日々:ご近所付き合い

[ garage ]

設計事務所に別件で打ち合わせに行きます。
用件がすみ、帰りがけに駐車場で社長と立ち話をします。

とりあえず解体費が別請求になりそうだとの話。
また、足場が無いため近隣との付き合いが問題と指摘された。

そこで、早速、挨拶に行こうといつものケーキ屋にお菓子をを買いに行ったところ休業日。
先行き、かなり不安な気持ちになります。
そこで別のお菓子屋に切り替え、1,500円の菓子を買い現地へ。

すると弊社の物件の駐車場になぜかクルマがとまっています。
そこでそのクルマの後ろに駐車し、まずは隣の美容室へ向かいます。

2階に上がると娘さんらしき人がおり、名前を名乗ると理解したご様子。
そして、美容室の女主人を呼びに行きます。
女主人が来ると、どうも、駐車しているのはその女主人の知り合いの人らしい。
「ごめんね。」と言いながら、「隣近所は助け合いよね。」と、そして前の事務所の人は駐車場が空いていても駐車を許してくれないとこぼすのです。
しかし、よく考えればそんなのは当たり前な話で、会社の駐車場というのは、いつ来るかわからないお客さまのために空けておくのであり、空いているから貸してくれというのはそうそう通用しないでしょう、と言いたかったのですが、そうですねと曖昧に相槌を打っておきます。
引っ越す前からモメることはないわけで、ただ先が思いやられるなぁと思います。

次に、裏のお宅へ向かいます。
何度かチャイムを押した後、奥様が出てきたのでご挨拶だけをして帰りました。

これまであまり意識していなかったのですが、この隣近所とのお付き合いというのも、意外と骨が折れそうですね。

caters [ 06.09.13 ]


苦悩する日々:第2期スタート

[ garage ]

リフォームをお願いする会社の社長さんと担当さんと一緒に物件を見ました。
後から専務も駆けつけてくれて、雨が降る中、熱心に見てくれました。

屋上の処理と1階の駐車場の対応が話題になりましたが、とにかく、今日は現場調査だけということで費用に関する話は一切ありませんでした。

いったい、どれくらいかかるのだろう…。
資金繰りも含めて、かなり不安な気持ちになる1日でした。

caters [ 06.09.06 ]


そして苦悩する日々へ

[ garage ]

設計士と話をするための材料とする写真撮影をするために建物へ入りました。

言い忘れていましたが、この家にはカギが無いんです。
引渡しのときにも話題になったのですが、いったいどうやって住んでいたのだろうか?と思うのです。
入っても取るものがあるとか、無いとかではなくて、本当に鍵が無いのです。

まぁそんな家なので、あらためて見ると、やはりヒドイ。本当にヒドい。
こいつが果たして本当に使い物になるのだろうかと、多少不安になります。

壁はボロボロで触ると砂がこぼれます。
2階の天井は錆びて穴が開いている箇所があります。
いえ、床も窓も壁も、あちこちに穴が開いています。

大げさではなくて、数日前まで人が住んでいたと言われても、自分で見ていなかったら信じられないほどです。

しかし、屋上に上ると気持ちがいいのです。
これは、思ったよりもいい感じです。

まぁ、何とかなるさと思うことにしたのですが。

caters [ 06.09.05 ]


ボロビル

[ garage ]

家族と買い物のついでに物件を見に来ました。

妻、絶句。

確かに、外側からは何度か見せてはいたが、さすがに中に入って見るとビックリしている。
仲間も家族と一緒に見に来た際、かなりガッカリされたらしい。

しかし、「ボロビル」と呼ばれたこのビルだが、立地だけはかなり評価されており、「住まないの?」と何度か聞かれた。
確かに、住むといいかもしれない。でも、ダメ。

まずは稼ぐ方が優先なのだ。

caters [ 06.09.03 ]


そして物件は手に入れたけれど

[ garage ]

060901.jpg

いよいよ、物件の引渡し。

朝、通勤時に建物の前を通ったらゴミの搬出をやっています。
これで、本当に引き渡しになるのかとかなり不安な気持ちになります。

約束の9時半に現地へ行ったら、先方の業者と当方の業者がかなり険悪な雰囲気。
先方は、引っ越しがかなり遅れていたものを、当方の業者が何とか早朝までに引き渡せと迫った模様。
挨拶をした後、先方業者は口をとがらせてクルマでいなくなってしまいました。

なので、当方の不動産屋さんと2人で中へ入ります。
「こんなこと普通はないんですがねぇ。」
こちらの不動産屋さんも、あきれた様子で話します。

中へ入ってみると、先日見学したときよりも、相当痛んでいます。
正直、まさか昨日まで人が住んでいたと言っても誰も信じないほどの荒れようなんです。
また、指定した建造物が全部撤去されていなかったり、屋上には石が残されていたり、撤収の状況もひどく、「何だかマズイかも。」とこのとき初めて不安がよぎりました。

ただし、天井の高さとその広さはやはり魅力で、リフォームをどうすればよいのかと思うと多少凹みますが、とりあえず物件は手に入れたのだという満足感でそれもそんなに痛みには感じません。

帰りがけに、先方の不動産屋さんが戻ってきて「リフォームの際には声をかけてください。」と言ってきました。
「はい、考えておきます。」と応えましたが、たぶん彼とはもう2度と会うことは無いでしょう。

caters [ 06.09.01 ]


物件の引き渡しはいつ?

[ garage ]

物件の引渡しは最長で8月末。
確かに、取り引きの際にそういう話が出ました。

それは、お盆に親族が集まるからと言うので、まぁ先方も最後のお盆だし、であれば仕様がない。
まぁ、ただお盆が終わってすぐというのも何だから末までは見込みましょうと確かに言いいましたが、うちの不動産屋さんも、そして自分も、まぁお盆過ぎになれば、悪くとも20日くらいには引渡しかなぁと思っていました。

しかし、こちらの不動産屋さんが確認してみると、先方の不動産屋が、一体いつになるか分からないくらいの話をしているとのこと。
こちらの不動産屋さんも怒り気味で、絶対に月末には引き渡すようにしますと強い口調でおっしゃいます。

それにしても、いい加減な人たちだ。

caters [ 06.08.20 ]


借金・決済そして登記へ

[ garage ]

060807.jpg

うだるように暑い、真夏の午後の1時に銀行の応接室で取り引きです。

15分くらい前に着くと、わざわざ東京から来たという、先方の不動産担保権者である金融会社の担当者がもう席にいます。
軽く挨拶をする程度で、特別話すこともありません。
程なくこちらの不動産業者、司法書士が来ます。
そして売主とあちらの不動産屋は…来ません。

とりあえず定刻になったからと、司法書士と銀行にこちらの借入に関する書類や入金伝票の手はずの確認を依頼。

それでも来ません。
こちらの不動産業者が連絡。
それから間もなくして来ました。

手続開始。

借入実行、代金決済、各種登記手続き。
何枚もの契約書や伝票にサイトと印鑑を押した結果、多額の金額が通帳に入り、そして即日で出て行きました。
そして手許には、司法書士の先生が書いた預り証が1枚。

それにしても、今回の取り引きは疲れました。
でも、まぁ、何とかこんな感じで無事?!に物件の手当ては済んだわけですが…。

caters [ 06.08.07 ]


宮祭りの日

[ garage ]

今日は宮祭りですが、税理士との打ち合わせがあるため出勤となりました。

夕方頃まで打ち合わせをし、帰宅途上に物件の前を通りました。

普段は全然使っていない1階の事務所に明かりがともり、人の笑い声がしています。
そういえば、契約のときに宮祭りには親戚が集まると言っていたなぁと思い出します。

売主さんは、昔、流行った看板屋さんだったそうですが、ご主人が亡くなり、息子さんは跡を継がずにサラリーマンとなったため、この物件を手放して郊外に2世帯住居を構えるのだそうです。

縁合って購入した物件ですが、そこには自分の知らない人の思い出がいっぱいあるんだろうなぁと思うと、そういう思いも含めて大切にしたいなぁと思いました。
明日は代金決済。

いよいよ、正式に物件が自分名義となります。

caters [ 06.08.06 ]


売買契約

[ garage ]

とても暑い日です。
先方の不動産屋さんの事務所で取り引きです。

事務所へ入ると、売主のご家族とこちらの不動産屋さんがいます。
そして、あのあちらの不動産屋も。

重要事項等の説明が始まります。
内容はほとんどこちらの不動産屋さんが話してくれます。
あっちの不動産屋はほとんど何も話しませんし、口を開くとトンチンカンなことばかり。
売主さんから引渡しは8月末まで待って欲しいと言われます。
別にこちらも急いでいるわけでもないので了承します。

そして調印です。
売主さんが押印し、こちらも押印し、そして手付金を支払います。
決して少ない額ではありません。

そして、向こうの不動産屋が繰り返します。
建築やリフォームのときには、是非、お願いしますと。

何を言ってやがるんだと思います。
絶対に頼むもんかと思います。

だいたい1時間半くらいかかったでしょうか。
代金の決済は8月7日に決まりました。

前のときとは違って、取り引きが終わるとドッと疲れが出ました。

caters [ 06.07.23 ]


契約の前に

[ garage ]

購入を決める少し前に、仲間へ物件を購入する話をしました。
ある者はよい物件だと言い、ある者は資金計画は大丈夫かと言いました。
基本的には代表者個人で購入する。
当然にかなり大きな額の借金をする必要があるとも話しました。

ただ、仲間は最後は自分を信じてくれ、自分に任せてくれました。
そして、家族も。

正直、契約を前にして怖くなりました。
そりゃそうです。
自分がサラリーマン時代ならば考えられない借金を背負うのですから。

それでも、この物件を購入する決断をしました。
それは、そんな思いをしてでも弊社にとって必要だと自分が思ったからです。

きっと大企業の人ならば、鼻でフンと笑う程度の設備投資の規模かも知れません。
でも、弊社にとっては本当に本当に大きな投資です。
賭けというほどリスクの高い投資ではありませんが、それでもかなりの無理をした投資です。
それほどの覚悟をしてでも、弊社にとって必要だと自分が判断しました。
自分の判断に対する責任の重さを痛いほど感じます。
怖いです。

買わなければ、こんな思いをせずに済むのかもしれません。
買わなくても、何とかなるのかもしれません。
でも、それではここから大きく前に進むことは難しい。
会社を次のフェーズに進ませるには、この投資は絶対に必要だ。
そう思いました。

もちろん、今でもそう信じています。

caters [ 06.07.22 ]


苦悩する日々:第2期 序章

[ garage ]

購入することは決めました。
問題は資金繰りをどうするかです。

ただし、相当の無理をして購入を決めた経緯もあって、資金繰りにそんなに時間をかけるわけにはいきません。
でも、個人でも、会社でも資金はありません。

ということで、大嫌いな『借金』をすることになります。

まずは個人で買うか、会社で買うか迷いました。
いろいろと迷いましたが、会社のキャッシュを減らすのを嫌って、残った預金を頭金にして個人で購入することとし、借金も個人名義にすることにしました。

ということで銀行へ。

まぁ何ていうか、支店長さんは自分が勤めていた頃にお世話になった方で、次長さんは同じ部署の先輩だった方で、借入の窓口担当は同期で、と知らない人はいませんし、どういう審査をして貸出を行うかということも当たり前ですが知っているわけで、まぁなんとか無事に審査は通りましたが…。

ただ、何ていうかまさかこんなに大きな借金を背負うつもりはなかったので、言うに言えない緊張感が襲い掛かって来ます。
ただ、団体信用生命保険には入りましたので、自分が死ねば借金は返せるんだと言い聞かせ、多少は楽になりました。

が、やはり借金を背負うというのはあまり精神衛生上よくはないですね。

caters [ 06.07.04 ]


購入決定

[ garage ]

正直、ここに至るまでの話はあまりしたくはありません。

言える事は、先方の不動産業者の不誠実さによって、自分が無益な時間と労力、そして費用をかけざるを得なくなったということだけです。

いったい誰のために仕事をするのか?
何のために仕事をするのか?
存在意義は何なのか?

人のフリ見て我がフリ直せ。
自分の仕事振りに対しても問いかけます。

それを「業」として飯を食うならば、プロであり、ならばそれに見合った報酬を要求するのは当然です。
しかし、自分が儲けるためだけに仕事をするならば、それで喜ぶのは自分しかいないでしょう。
でも、自分の「業」が人のためになるならば、自分が稼ぐことでより多くの人に感謝してもらえると思っています。

いずれにしても、その物件を購入することは決まりました。
当初の予算を大幅にオーバーして。

caters [ 06.07.03 ]


軽く悩みつつ購入価格を提示

[ garage ]

仲間や家族に話をしました。
仲間も家族も半信半疑のようです。
そりゃ、ついこの間土地を購入したばかりで、また買おうと真剣に検討しているとは思わないでしょう。

でも、実は自分はこの時点で買おうと決めていました。(家族には言えませんでしたが。)

それは、以下の点からです。


『中心市街地』にこそウェブ会社は必要だと思っているから。

インターネットの活用をしてそうでできていないのが、『中心市街地』の事業者のみなさんだと思っています。いや、ホームページなんかを持っている事業者さんは多いのです。それに加えて、商工会議所さんや商工会さん、あるいは商店街さんなんかでも各事業者さんの紹介ページなんかはあるので、検索をすればそれぞれの事業者さんの情報は山ほど出てきます。
でも、それはとりあえず存在しているだけ。
弊社が考える、インターネットを主体的に活用して来店誘致や物販を行なっている事業者さんは本当に少ないのです。
そしてまた、我々の同業者の補助金目当てで質の悪いサービスを提供していた会社との付き合いの経験が多く、新しい提案をしてもなかなか信用もしてもらえません。
ただ、本当にインターネットを活用して欲しいのはこういう場所や事業者さんだと思っているのです。

だから、住んじゃえと。
まさか、会社自体がそこにあれば信用してもらえるだろうと。
使ってもらえるだろうと。
街の真ん中にウェブ会社があるのも面白いじゃないかと。
弊社の存在意義を発揮するには、街に出るしかないと。

まぁ、そんな大それたことを思いました。



弊社のリアル分野での能力を発揮したいから。

弊社は、確かにウェブ制作をメイン業務としていますが、別にそれだけの会社ではないんですよねぇ。
というより、本業は販売促進請負業だと思っているのですが…。
実際、キャンペーンの企画や印刷物の制作、オリジナル商品の企画・制作なんかは得意ですし、だから弊社をご利用いただいている会社さんに損をさせていることは絶対にありませんし、それどころか売上200%増とか、事務圧縮率70%とか、かなり頑張って具体的な成果をあげていると自信を持っています。

でも、まぁウチの会社のスタイルとして自社アピールをしない、というよりむしろ売り込まない美学みたいなものがあって、この分野でご利用いただける会社さんが増えないわけです。

でも、この分野を是非ご利用いただきたい。
また、自社の研究開発としての位置づけで、プロパーのSPA事業も展開してみたいと思っている。
だったら、より便利な場所に行こうと。

それこそ、街の真ん中なら上等だと。
意気込んでいました。



求人効果があるのではと思ったから。

おかげさまでかなり忙しくさせていただいており、弊社ではウェブデザイナーさんを大募集中なわけです。
しかし、なかなかそれを知らせる術はない。

でも、街中の便利なところにあれば、こういうウェブサイトももっと見てもらえるようになり、そうすればウェブデザイナーさんも見てくれるのでは?
いや、本当にここを見ている方で腕に自信のある人は、是非、ご連絡をお待ちしています。
経験者優遇 急募 条件交渉可能 とにかく来てくださいいいぃぃぃぃッ!!!!



てなことを考えて、是非、買いたい。
そう思ったのです。


…まぁ、それが地獄の1丁目となったわけですが。

でも、今でもこの考え方に誤りはなかったと思っていますし、この考え方で進んでいこうと思っています。

ということで、とりあえず希望価格を不動産屋さんに伝えました。

caters [ 06.06.08 ]


現場見学会

[ garage ]

先方都合でなかなか日取りが決まらなかった見学のスケジュールですが、ようやく実施となりました。

朝の10時集合ということでしたが、周辺の環境をあらためて確認したかったので、少し早めに行きます。
周辺には中央小があり、オリオン通りの新星堂さんのところを曲がれば徒歩数分。いわゆる『中心市街地』だということをあらためて認識。

そして、こちらの不動産屋さんが登場。
実はお会いするのはこれが始めてなのですが、お電話やメールでお話していたとおり、非常に誠実そうな感じの方で安心。

次に先方の業者さんが登場。
う~ん、何と表現してよいかわかりません。

現場見学スタート。

まずは、思ったよりも傷んでいるなぁというのが感想。
ただ、もともとは看板屋さんだったということで1階の駐車場の天井がかなり高く、面白い使い方が出来そうだと。

2階へ。
階段が暗い。
入り口を入ると明るくなる。
物置?とにかく、なんていうかいろんなモノが散乱している板の間。
ここも天井が高い。
ただ、トイレは赤いペンキが塗りたくってあり、天井も一部腐って抜けている。
ひでぇなぁ。

3階へ。
あれ、話し声が…。
ていうか、ワァ…。

----掲載禁止用語を言いそうなので感想省略。----

屋上へ。
見晴らしはまずまず。
ただ、植木だとか洗濯物とか…。

----そしてまた、掲載禁止用語を連発しそうなので感想省略。----

あちらの業者さんはいろいろフォローコメントを言うけれど、ぶっちゃけどうにもなんないなというのが感想。
こちら側の不動産屋さんも「ヒドイですね。」の連発だし。
ただ、1階と2階の天井が高いのには惹かれるものあり。
それと屋上からの風景と。

でも繰り返しますが、ヒドイ。
う~ん…。

約1時間くらいで見学会終了。

先方業者の話によれば、何社かから声がかかっているとのこと。
アパートにするといった話もあるとのことですが、どうもその業者さんは建築がメインの業者さんらしく、何ていうか話をするときにやたら上目遣いをするんです。
そう、このときから何ていうかイヤな感じがしていたんですが…。

戻ってこちらの不動産屋さんと電話で価格について話をしました。
とりあえず、状態がひどすぎるからもっと安くてもいけるのではとアドバイスあり。
少し考えさせてくれと回答しました。

caters [ 06.06.06 ]


そこに悪魔の囁きが

[ garage ]

そんなことを行ったり来たり考えていたとき、以前に登録しておいた1件の不動産屋さんから売り込みのダイレクトメールが入ったのです。

それは、3階建ての中古の事務所兼住宅物件。
場所は、中央郵便局の裏側。
価格は…。まぁ、まぁ。

当然、放っておきました。
そりゃ当たり前なわけで、ついこの間土地を買った人間が、不動産屋さんでもあるまいし、数ヶ月も経たないうちにもう1個不動産を買うなんてことを考えるわけもないでしょう。

ただ、何となく気になったんです。
で、そのメールを捨てることが出来ませんでした。

その間も仲間と何度か新事務所建築の話をするのですが、いまひとつ踏み切れない。
また、仕事が忙しかったせいもあって、ズルズルと先延ばしにしていました。

そんなこんなで約1ヶ月間くらい経った頃、たまたま通勤途中に通ったんです。その物件の前を。
正直、ショボイ。
ただ、場所は値段の割りにいいぞ。
そんな感想を持ちました。

しかし、メールを貰ってからかなり時間も経っているし、もう売れているかなと思ったのですが、念のために確認しよう。
そう思って、その不動産屋さんに電話をします。
「この物件は、もう売れてしまいましたか?」

確認後に電話が来ます。
「いえ、まだ売れていないとの事です。現場を見てみますか?」

そう、そしてこの悪魔の囁きこそが第2の苦悩を生み出すわけです。

「是非、その物件を見てみたいので先方とスケジュール調整してください。」
そう電話口で話していたあの瞬間には思いもしませんでしたが。

caters [ 06.05.20 ]


苦悩する日々:第1期

[ garage ]

悩みました。

場所は悪くはない。
でも良くもない。

いや、事務所としてなら全然いいんです。
ただ、この頃から弊社の事業分野を広げようという話が社内で持ち上がっており、それにはここでは十分ではないなと。

そう、弊社の最も得意とするウェブについては、おかげ様でお客様にもご評価いただき、何とか商売になっているのですが、それ以外の各種デザイン制作や商品・サービスの企画などについては認知度も低く、なかなかお声がかからない状態だということ。
しかし一方で、それらを含めて総合的に弊社のサービスをご利用いただいているお客様の営業実績がかなり好調に推移している。
というより、やはり本当にお客様の役に立つ実績を上げるためには、是非、弊社の機能を出来るだけ幅広く使って貰う必要がある。

だから、今度の事務所は弊社の総合的なサービス提供能力をアピールできるような機能が欲しいと思ったわけです。

それは例えば、インテリアコーディネイトの提案が出来るようなモデルルーム的な応接があればいいなとか、ノベルティの開発能力をアピールするために店舗のようなスペースが欲しいなとか、ITを活用したオフィスの事例となるようなインフラを装備したいなと。
そして何よりも、そのためには広告塔になるような建物にしたいなと思ったわけです。

そう考えると、場所が地味すぎる…。静かで便もいいが、人通りが無さ過ぎる。
ただ、もう手に入れちまったし…。いまさら売れないし。

その頃は、毎日毎日そんなふうに考えていました。

caters [ 06.04.01 ]


初めての誤算

[ garage ]

さぁ、いよいよ建物だぁッと意気込んだ我々は、仲間の友人の設計士さんへ相談することにします。

栃木県出身で東京で頑張っているその設計士の方に連絡すると、たまたま仕事の都合で栃木に行くことがあるのでと言って宇都宮で打ち合わせ。
土地の重要事項説明書や地図なんかをお見せしながらお話を。
土地の形も用途地域や建蔽率なんかの話をしていると、かなり好感触。

ところで予算の話をとお聞きしたら、弊社の希望でいけば最低でも3,000万円は見ておいたほうがよいだろうとのこと。また、中国のオリンピック準備などで鉄鋼の価格も上がっており、実際にはもう少し見込んでおいた方がよいとのお話も…。

う~ん…。ここで絶句。
とりあえず、資金繰りも含めて検討したいとお話し、その日はそこまで。

いやぁ、参りました。
どうも参考までに聞いていた話は、とりあえず建物が建つレベルでの話しであり、むしろ3,000万円でも安いということが後日判明。

で、どうしようかと。
資金的には頑張れば何とかならないこともないのだが、物件の場所等から考えると、そんなに資金を突っ込んで果たしてどうなのかと悩むわけです。
まして、当初からとにかく価格重視で考えていたせいもあり、あの場所でそんな資金を投入していいのか?と悩む日々が始まったのです。

caters [ 06.03.31 ]


物件№1(3)

[ garage ]

060327.jpg


というわけで契約。
資金は、「いざとなれば家にすればいいさ。」と、マイホームを買うためにせっせと貯めた資金を取り崩して全額現金で。

それこそアッサリ。

とりあえず、これで土地の手当ては出来ました。
後は上物をどうするかです。

もちろん、これについては事前に知り合いの建築屋さんに軽くヒアリングをしてあります。
40坪くらいの土地に3階建てを建てたいのだが、1階は駐車場で、2階と3階が事務所で予算はどれくらいかと。
そのときには、詳しくは分からないが2,000万円もあれば大丈夫だろうという話。
まぁ、それくらいなら会社で調達できるかなぁと思って土地を手当てしたわけです。

ところが…。

caters [ 06.03.27 ]


物件№1(2)

[ garage ]

「無いなら、しょうがない。」
仲間も自分もそう諦めました。

それから1週間くらい後、いつものようにインターネットで物件探しをしていたら、あの物件の情報が掲載されているわけです。
別の不動産屋さんに…。

おもしろ半分にその不動産屋さんに資料請求してみたんです。
そうしたら、送られてくるじゃありませんか、あの物件の資料が。
でも、資料の体裁が違うわけです。
価格もこちらの方が安いわけです。

そこで、電話をしてまだ残っているのか確認して欲しいとお願いすると、まだ売れていないとの返事。
じゃぁとにかく話を聞きたいということで不動産屋さんへ。

よく分からないけれど、こちらの不動産屋さんはどうも持ち主に直接確認をしているらしく、本当にまだ売れていないということ。
それでは、購入を検討したいのでと言って価格交渉をお願いする。

するとこちらの希望価格で構わないということ。
それならばということで、とりあえず購入を決めた!?わけです。

この間、わずか1週間くらい。
そう、この浅はかさが、後日、あのような事態を招くのです。

caters [ 06.03.04 ]


物件№1(1)

[ garage ]

そうこうしているうちに、市内で40坪くらいの更地があるという情報が入ったわけです。

で、とにかく見に行くかということで最初は自分一人で見に行きました。
最初見た感想は、「悪くない」。
目の前が学校で角地。
大通りに近いけれども、一本スジに入っているので通行量も少なく、また街中へも頑張れば徒歩で行ける距離。
そして何といっても、裏に大谷石の蔵があるのですが、これがいい雰囲気を醸し出していて、見ようによってはまるで自社の建物のようにも見える。
で、これはいいなと思ったわけです。

さっそく、仲間に相談して一緒に見に行ったところ、「確かにいいですね。」ということになり、じゃ不動産屋へ行くかということで、勇んで行ったわけです。
すると、「売れてしまってもうありません。」との回答。

「…。」

そんなことがあるのか?と。
なんとかならんのか?と。
聞き返しても、当然に帰って来る言葉は同じなわけで。

自分も仲間もがっかりなわけです。

ところが…。

caters [ 06.03.03 ]


検討

[ garage ]

060302.jpg

事務所の移転については、仲間と何度も話し合いました。

そこで出て来た条件は、まず市街地に近いこと。
というか、出来れば市街地の真ん中がいいということ。
それは、弊社の存在意義に関わってくることだからです。
『中堅・中小企業の販売促進の役に立つ栃木県に根っこを生やした会社』であろう、というのが弊社の存在意義です。
そのためには街の中にいて、うちのお客さまの商品を買ってくれたり、サービスを利用してくださる人達の動きや空気を感じることが出来る場所がいいということでした。

次に、駐車場が事務所に併設されていること。
もう、これから先、お客さまに駐車場での心配をかけたくないということで。

そして、部屋が複数あること。
応接とワークスペースを明確に分けることで、セキュリティの確保はもちろん、ワークスペースへの各種資料の掲示を可能としたいということでした。

大きくはこれぐらいだったでしょうか。
いや、それ以外にも店舗スペースが欲しい、お洒落なオフィスがいい、近くにコンビニは必須など、いろいろあったわけですが…。

そう、それと予算。
出来れば、今の家賃と同じくらいが望ましい…。
と考えていたわけです。

で、物件を探したわけですが、宇都宮市内の賃貸料は高いッ!
宇都宮の市街地で、今の事務所(22.5坪)より広くて、駐車場がそばにある、それも出来れば複数台とかになると、まず物件は限られますし、あっても30万円以上は軽くするわけです。
正直、なんて今まで恵まれていたのかと思い知らされたのです。

で思ったのが、「これだけ出せば買えるんじゃ無いのか?」ということ。
家賃で月30万円とすれば年間で360万円。10年で3,600万円。
20年なら7,200万円。

いけるだろう。

そう思ったわけです、自分は。
…浅はかにも。

もちろん、仲間も嘘だろうと思っていたみたいですが。

それでそこから、物件探しが始まったわけです。

まずは、とにかく片っ端からインターネットで物件を探しつつ、各不動産業者さんへのメール登録をしました。もちろん、街を歩いては売物件が無いかどうか探したりして。
そうしたら、結構、あったんですよ。
で、貰った地図を見て片っ端から回るわけです。
ビル、中古住宅、空き駐車場。
とにかく、どんな物件でもいいから、街中で安いやつという条件で見て回りました。

でも、なかなか帯に短し、襷に長しで、コレっていう物件に出会えなかったですね。

caters [ 06.03.02 ]


きっかけ

[ garage ]

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最初は思いつきみたいなもんだったんです。

確か2005年の11月くらいに、初めて東京でお仕事の打ち合わせをした際、情報管理の話になったんですが、その際、先方がプライバシーマークの取得を検討されているとのことで、弊社の情報管理について問い合わせを受けたんです。
弊社では個人情報や機密情報が記載された資料は施錠できる保管庫に保管したり、各種パスワードの管理などはそれなりに神経を使っているのですが、接客スペースと作業スペースの分離などは物理的に出来るわけも無いわけです。
まぁ、そのときのお客さまにはご納得いただけて無事にお仕事をいただけたのですが、そのとき「このままのオフィスじゃマズイな。」と思ったわけです。

で、そう思うといろいろと気になるところが増えてくるわけです。

お客さま用の駐車場が無くて、いらしてくださるお客さまにご迷惑をおかけしていること。まして6月からは駐車違反の取り締まりが厳しくなるという状況なのに。
また、仲間が1人増えたのでスペースが削られ、増えた書籍や荷物の置場も限られているため、どうしても荷物を人の目につくところへ置かなくてはならないため、オフィスの見た目がだらしなくなりつつあること。

そんなこんなで、「オフィスの移転でも考えるか。」と思ったわけですが、それにしても今のオフィスの環境自体に問題があるわけでもなく、というよりもかなり好条件なわけで、果たしてここ以上の物件があるのかとも思ったりして…。

もともと、前の会社から独立して創業する際、お仕事上の付き合いがあった大家さんの会社の当時の総務部長が骨を折ってくださり、また社長(現会長)にも「いろいろと大変だろうから。」とのご配慮をいただいて本当に特別条件でお借りできた物件なわけです。
お陰さまで、駅から徒歩5分、キレイで大きなビルの1Fに入っているということで、創業時にこの事務所のおかげでどれだけ信用してもらえたか。
それだけに、次にどこへ移るのかはかなり大問題なわけで…。

ここから弊社のプロジェクトはスタートしたわけです。

caters [ 06.03.01 ]



カテル有限会社