« 物件の引き渡しはいつ? | BLOG TOP | ボロビル »

そして物件は手に入れたけれど

[ garage ]

060901.jpg

いよいよ、物件の引渡し。

朝、通勤時に建物の前を通ったらゴミの搬出をやっています。
これで、本当に引き渡しになるのかとかなり不安な気持ちになります。

約束の9時半に現地へ行ったら、先方の業者と当方の業者がかなり険悪な雰囲気。
先方は、引っ越しがかなり遅れていたものを、当方の業者が何とか早朝までに引き渡せと迫った模様。
挨拶をした後、先方業者は口をとがらせてクルマでいなくなってしまいました。

なので、当方の不動産屋さんと2人で中へ入ります。
「こんなこと普通はないんですがねぇ。」
こちらの不動産屋さんも、あきれた様子で話します。

中へ入ってみると、先日見学したときよりも、相当痛んでいます。
正直、まさか昨日まで人が住んでいたと言っても誰も信じないほどの荒れようなんです。
また、指定した建造物が全部撤去されていなかったり、屋上には石が残されていたり、撤収の状況もひどく、「何だかマズイかも。」とこのとき初めて不安がよぎりました。

ただし、天井の高さとその広さはやはり魅力で、リフォームをどうすればよいのかと思うと多少凹みますが、とりあえず物件は手に入れたのだという満足感でそれもそんなに痛みには感じません。

帰りがけに、先方の不動産屋さんが戻ってきて「リフォームの際には声をかけてください。」と言ってきました。
「はい、考えておきます。」と応えましたが、たぶん彼とはもう2度と会うことは無いでしょう。


caters [ 06.09.01 01:57 ]



カテル有限会社