« 足元を見つめながら | BLOG TOP | なやみ »

経営分析なるもの

[ caters2.0 ]

久しぶりに、決算書の数字をいぢっています。
売上、売上利益、販管費、営業利益あたりを中心に、足したり引いたり掛けたり割ったりするレベルですが…。
それでも、さすがに3期を超えると何となく傾向みたいなものが表れてくるもので、ボンヤリと自覚していたこともあれば、「エッ!」と思うものなんかが出てきます。

そして、その数字を見ながら、「はてさて、どうしようか?」と考えています。
ここ数日、そのことばかり考えています。

どうしたいのか。
何をすべきなのか。
そのために必要なものは何なのか。
それは準備できるのか。
出来ないとすればどうするのか。
軌道修正するのか、それともリスクテイクしてでも進むのか。

そんなことをどれだけ考えても、結局、正解などあるわけもなく、最後はエイヤッで決めて進むしかないのは分かっているのですが、それでも考えています。

所詮、経営は結果論だと思うのです。
どれだけリスクを減らしたつもりでも、どれだけ確実だと思っても、それが実現するかどうかはフタを開けてみるまでは分からないと思うのです。
どれだけ自分達が一生懸命に頑張ろうと、それで結果が出るかどうかは分からないと思うのです。
逆に、大して考えもせずにやっても、それなりの成果が得られることだってあるのでしょう。(弊社にはありませんが…。)
そういう意味では、経営なんて所詮は運なのかもしれません。
だから、自社にお稲荷さんなどを奉って、ひたすら祈る経営者の方がいるのでしょう。

それでも、考えます。
なぜならば、それが弊社の仕事だからです。
現在地がどこで、目標地点はどこなのか。
そこへ到達するためにはどうすべきなのか。
そのための障害としては、何がどの程度あるのか。
そしてそれはどうすればクリアできるのか。
それを考え、そして何らかの解決策を見出す。
そしてそれを計画通りに進めていく。
それが弊社のお仕事です。

人さまからお金を頂いてすることが、自分自身では出来ないなんてことが…あってはいけないのですが、いざ自分のこととなると難しいですね。

もう少し考えて、そうしたらとりあえず動いてみましょう。
どうせ経営なんて結果論なんですから。


caters [ 08.01.29 20:15 ]



カテル有限会社