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グチグチグチ

[ memo ]

『悪いことをすれば怒られる。』
そんなことは、子供でも分かる。というより、子供の方が知っている。
そして、悪いことには法律や校則のような規則を破ること以外に、モラルに反する行いも含まれるということも知っている。
だのに、昨日、怒られることから逃げたオトナがいた。
それも、命を粗末にして。
これを、子供にどう説明すればいいのだろう。

彼はひたすら「自分は規則を守っている」といい続けていたが、モラルという点について彼はどう思っていたのだろうか?
彼の同業の方にも、「説明責任」などではなく、「職業倫理」という観点から質問して欲しかった。
規則を守れば何をしてもよいのか?
その内側に、もっと守らなければいけないものがあるのではないか?
それがより厳しく問われる職業であるにも関わらず、誰もそのことには触れない。
というより、そういうことがあることすら、質問する側の同業者ももう忘れてしまっているのだろう。

議員先生は、経費を落とすのに5万円以下の領収書は不要ということになるらしい。
その理由は、事務負担が大きいからだそうだ。
では、当社の事務負担も大きいから、5万円以下の領収書は不要にして欲しい。
事務員も雇えずに、社長自身で帳面を付けている零細企業の事務負担を軽減して欲しい。
そうしたら、利益が出れば、すべての経費を49,999円ということで計上させて貰うから。
規則を守っているのだから、国民の義務なんて守らなくても構わないだろう。

社会保険庁が事務ミスをした結果、それを補正するらしい。
で、それを補正する費用は誰が払うのだろう?
ミスをした職員は、きっと正当な報酬を得ている。税金から。
そして、そのミスを直すために働いてまた報酬を得る。税金から。
それも、残業や休日出勤をして割り増しで報酬を得る。税金から。
特需だ。
そしてそして、そのミスを直した結果、払われるべき年金が支払われる。
では、そのミスを直すために支払われる報酬としての経費と、年金補正して支払うべき年金の額は一体いくらなのだろうか?
もし、支払うべき年金の額が補正するために必要な経費を下回るなら、即刻、支払えばいいのにと思う。
そうすれば、無駄な税金を使う必要はないはず。
その金額を計算する社会保険庁職員の報酬を除けば。

給食費を支払わない親と、それでも給食を食べる子供。
保育料を支払わない親と、それでも保育園ではしゃぐその子供。
親の首を掻っ切って、それをぶらさげて自首する子供。
汚れる仕事、疲れる仕事から逃げて、その日暮らしを選ぶいい年をした若者達。
いつ後ろから銃で撃たれるかわからない街。

美しいですか?この国。

自分は、それでもそこそこ楽しく生きてはいますが、美しくはないでしょう。
それを美しいとか言ってる人がいるならば、それは嘘というものです。
嘘をつくのはやめましょう。
子供に説明できないので。


caters [ 07.05.29 09:07 ]



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