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めでたきことにあたって

[ memo ]

学生時代、試験勉強をし始めると無性に本が読みたくなったことがあります。
それまで、別に全然読みたくもなかったのに、なぜかそういうときに限って読みたくなるわけで。
今も、そんな心境です。

仕掛かり案件山積み。
今週中締め切りのお仕事が盛りだくさん。
そんなときだから、何故かブログが書きたくなったりしています。

先週、仲間が結婚しました。
会社の立ち上げから、一緒に戦ってきてくれた仲間です。
彼女がいたから、今のカテルがあると言っても過言ではないほど、どんなに感謝してもしきれないほど、恩のある仲間です。

自分は、仲間とあまりプライベートな話はしないので、今年の初めに結婚をする、それもかなり遠方の彼と結婚をするので仕事を続けるのは難しいかもしれないと、彼女から初めて話を聞いたときには、正直、目の前が真っ暗になりました。
それほど、彼女の役割は自分にとって、会社にとって大きかったので。
しかし、それよりも何よりもデザイナー兼秘書兼妹のような彼女の幸せは嬉しいわけで、喜んでいいやら、驚くやら、先行き不安だわ、ココロがまるでジェットコースターのような状態になりました。

そんな中、いろいろと考え、彼女とも話し合いました。
そして、結果的に在宅勤務という形式でお仕事を続けてもらうことになりました。
それは単に彼女だけのことだけでなく、今後、弊社が女性スタッフを増やしていく中での選択の1つとして、その方式を検討する必要があると考えたからです。
そのため、言葉は適切ではないかもしれませんが、彼女には実験台になってもらうことになりました。
能力もあり、ヤル気もある女性スタッフの、結婚や出産というライフステージの変化に対して会社がどう対応するか。
その1つとして、勤務形態の多様化に当社はチャレンジしたいと思いました。
今後、多くの優秀な女性スタッフに当社を選んでもらうために、何ができるのかにチャレンジしたいと思いました。

もちろんそれは、彼女の能力を今後も活かしたいという気持ちがあったからこそした選択なのですが。

海が見えるチャペルで行われた彼女の結婚式は、とても温かく素敵なものでした。
職場では絶対に見ることのできない、彼女が彼を見上げるときの幸福な眼差しを見たとき、本当におめでとうという気持ちになりました。
そして辛いとき、一緒になって踏ん張ってくれた戦友のこれからの幸福を心から祈りました。

おめでとう。
そして、これからもよろしく。


caters [ 07.10.18 10:57 ]



カテル有限会社