LOGIC & MAGIC CATERS カテル有限会社

April 2008 ARCHIVE

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著作権の侵害か否か

[ memo ]

本日、某社へ弊社企画書に関して著作権の侵害ではないかと申し入れに行きました。

著作権侵害の判断基準についてはコチラのサイトに詳しく記載されていますが、弊社申し入れ事項は、
1.弊社企画書内記載事項の実施
2.プレゼン資料内デザインを修正したうえでの使用
の2点です。

先方からは、
1.については公知の事実である
2.についてはその類似性は認められない

ということでした。

当然、弊社としては納得いくものでないため、今後、どう対応すべきか具体的に検討しようと思います。

これについては、正式に訴訟してもよいかなとも思っています。
弊社の申し出が認められるか否かは関係なく。

なぜならば、弊社のお仕事の仕方は、企画書がもっとも重要だからです。
弊社は、クライアントの要件の有無に関わらず、企画書の段階で企画~デザイン提案までを行います。
この段階では、クライアントさまに採用されるか否かは関係なくです。
デザイナーにデザインもさせますし、プランナーは企画を練り、そしてそれをプレゼン資料としてとりまとめます。(その出来がよいか悪いかはさておき)
なぜなら、ここでのインパクトを弊社は最重要課題と認識しているからで、そのために先行投資は惜しまないと思っているからです。

で、その結果、採用されなかったら…。
それは、弊社の力不足ということでサッパリあきらめます。
あきらめますが…、そこに記載してあるアイデアや、デザインが流用されたとしたら…。
それは許せません。
感情的に許せないということだけではなく、弊社のビジネスモデルに直結する問題として許せません。

ですが、こういうことは結構あるんですよねぇ。
不採用になった会社さんのウェブサイトとかを見ると、ウチの提案した内容とソックリだったりして。
あるいは、事前に「あれ、使っていい?」とか聞かれちゃったりして。
大抵の場合、地元で事を荒立ても良いことはありませんし、また争う時間と手間を考えると面倒なので基本的には黙認という感じです。
それに、後で「やっぱりデザインがいいから。」とか言われてお仕事を頂戴できたりするので、営業コストと割り切ったりもしています。

ただ、今回はちょっと違う感じがします。

まず、相手が著作権を熟知している大企業であること。
お話を伺ってみれば、相手は当然に悪意は無いし、また制作は提案書提示以降であるが意図して類似させてはいないと強く主張されますが、我々からすれば、明らかに我々の提案書を提示後に類似のアイデアで事業展開をし、デザインを制作したという事実について変わりはないわけです。
さらに、我々が類似しているというデザインについて、先方担当者はあくまでもその類似性を認めない。

そのプロジェクトに数ヶ月間お付き合いした結果として、そういう仕打ちかと。
正直、心情的に許せない部分もありますし、また成果物の類似性について裁判所はどう判断するかを問うてみたい気もするし。

別に、おカネが欲しいわけではないんです。
弊社の成果物に対する正しい評価が知りたいのです。

線引きの結果如何では、弊社の営業スタイルの見直しも必要かと思いますし。
その際は、専用サイトでも立ち上げて「似てる似てない投票」とかやってみましょう。

ということで、後で友人の弁護士に相談してみようと思います。

caters [ 08.04.04 ]


続・著作権の侵害か否か

[ memo ]

先日のテーマを、弁護士の友人に相談しました。

結論としては、「訴訟しても勝ち目なし」ということなので訴訟しないこととしました。
勝てない理由は、拠って立つ権利性が弱いことと、盗用の立証の困難さ。
基本的に、勝てないケンカはしないのが主義なので(って威張って言うほどのことではありませんが)、今回はケンカはしません。

友人に相談しながら…
自分でもアイデアやデザインは、一度提供してしまったら、いくらそれに類似したものを出されたときに、それを真似られたのか、それともそれに感化されたのか、あるいは偶然に似たのか、立証の方法はない。
商標登録でもしてあって権利侵害で排除できたり、類似行為等の禁止を契約してあるならまだしも、こちらが営業行為として自発的に提供してしまったのだから仕方がない。
…そう思いました。

それでも、感情的には納得できません。

確かに、事実は、本当にこちらの誤解なのかもしれません。
だとすれば、当社はただの難癖をつけている愚かな素人のようなデザイン企画会社なのでしょう。

でも、この案件に関わった労苦と、その結果をみたとき、逆恨みと言われようが、この悔しい想いは消えません。

ま、切替の速さだけは負けない会社ですので、この件についてはもう諦めてますけれど、ただいつかきっとあの会社を見返してやろうと思います。

ということで終了です。

caters [ 08.04.08 ]


新しい家族

[ memo ]

当社の仲間が、結婚しました。
創立以来、3組めの新しい仲間が当社の家族の一員となるとは、何とも嬉しいことです。

奥様になった方はお菓子つくりのプロの方で、我々も何回かお相伴にあずかりましたが、本当に美味しいケーキやお菓子を作る方で、これで当社の次期プロジェクトは、手作りケーキが召し上がれるカフェということで決定しましたし…。

このようなお祝い事を迎えるたびに、結婚や出産という人生の節目を、一緒に働く仲間が、いつまでも安心して迎えることが出来る会社にしたいなと思います。
仲間のご両親やご親族、伴侶になられる方のご両親やご親族の方に安心していただける会社。
お子さんが出来ても、お子さんの成長だけに集中できる会社。
家のローンを借りるのに、何の不安もなく借りることが出来る会社。
そんな会社にしたいなと思います。

そういえば、会社からのお祝い金あげてないかも…。
明日、差し上げなければ。
新婚旅行のお土産代にしてもらいましょう。

caters [ 08.04.10 ]



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