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御祓いを受けながら考えたこと

[ memo ]

新年、明けましておめでとうございます。

さて、今年、自分は厄年と呼ばれる年らしいので、元日から御祓いを受けました。
日頃から「宗教と思想と政治には近寄らない。」を公言してはばからない自分ですが、神主さんの前で人並みに神妙にカシコミカシコミの声を聞きながら、自分にとって神とは何と都合のよいものだと思いました。

自分は、一路一節頼るは己の五体のみ。己を律し、己を鍛えれば、自然と道は開く。
神などに頼るのは、自分が弱いせいだと日頃は思っています。

ただ、自分にはコントロールできない事態、それは運とか偶然、ツキ、縁とかと呼ばれるもので、それはときに人生にものすごく大きな影響を与えることがあると思っています。
自分達の努力では予想出来ない。
それに乗ることも避けることも、自分達の意思ではどうにも出来ない。
そういうことが絶対にあると思っています。

だから自分は、ここ一番の勝負をするタイミングでは、八百万の神とご先祖様に祈ります。
何かをもたらして欲しいという期待ではなく、自分の邪魔をしないでくれと。
そして、もし自分の邪魔をする何かがあるなら、それから守ってくれと。
そんな気持ちからです。
自分の力不足で失敗するなら納得できますが、何かに邪魔をされるのなんてまっぴらゴメンなので。

今年、経営環境は本当に厳しいものになると思っています。
そんなとき、得体の知れない何かに邪魔などされたくありません。
人智の及ばないものは、人智の超えた何かにお任せするのが一番。
というわけで、祓ってしまったので、あとは安心して人間同士の勝負をするのみです。

今年も一年、厳しい年になりそうですが、仲間と自分の力を信じて精一杯頑張ります。
そして、今年の年末を、すべてのお客さまや家族みんなと笑顔で迎えられるようにしたいと思います。
どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。


caters [ 09.01.01 23:20 ]



カテル有限会社