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ストーリー・マーケティングとは

[ memo ]

最近のお仕事で、よく話題にするのが「ストーリー」の重要性ということです。

これは、ターゲットマーケティングの1つの手法である「ストーリーマーケティング」、ターゲット像をより具体化すると同時に、各スタッフがターゲットユーザー像を共有化するため、ターゲットユーザー像のイメージを1つのストーリーとして定義することをやりましょってことです。

これについては、クレヨン社のロイス・クレヨンが有名ですが、製造業の方でもサービス業の方でも、「いったい、どんなお客さまに使っていただきたいのか?」「どんな使い方をしていただきたいのか?」を意外に考えていないんですよね。
いや、そんなことを言ったら怒られたちゃうな。みんなで共通認識していないって言ったらいいのかな。

だって、「うちの商品は、女性向けの商品です。」と言われても、たぶんそのために具体的にどうすればいいかということは伝わらないじゃないですか。だから、社長さんの意見と担当さんの意見や評価が大きくずれたりする。
でも、「この商品は、年齢20代後半のオフィスで働く女性に使って欲しい。そう、どっちかっていうとバリバリ仕事したゆぞぉって感じで、フェンディかなんかがお気に入りのブランド。休日は、S2000かなんかをひとりでガンガン飛ばして、横須賀にいる大学時代の友達のところに遊びに行って…。でも、好きな彼氏には手料理を食べさせたいって感じの女性にね。」って言ってもらうと…、「じゃぁ、色はビビッドな色を使ったらどうですかね。」とか、「もうちょっと高級感が必要なんじゃないかな。」とか、我々のような外部スタッフだって、クライアントさんと共通認識のうえでより具体的なお話ができるわけです。

なぁんて言っても、実際にその商品・製品がそのストーリーぴったりの生活をしている人に受けるかどうかって言うのはじつは問題ではなくて、問題は、そのストーリーと商品・サービスなりがシンクロして、かつそれがより大勢の人伝わって、受け入れてもらえるかどうかっていうことなんですが…。


caters [ 04.12.07 16:40 ]



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