LOGIC & MAGIC CATERS カテル有限会社

November 2006 ARCHIVE

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不安と安心

[ memo ]

無事に2期目の決算がまとまりホッとする間もなく、3期目を突っ走っている今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
街はいよいよクリスマスイルミネーションが飾られる季節になってまいりましたが、そんなことにはおかまいなく、日々、お仕事の締め切りに追われる毎日の弊社の民でございます。

こんな毎日ではいけない。
もっと余裕のある生活をしなければいい企画なんて出来るはずはない。

そう思いながらも、仕事のお話が少しでも途切れると胸が痛くなり、割に合わないお仕事のお話でもいただければ有難く頂戴してしまう意地汚さのため、ここのところますます多忙を極めております。
そのうえ主々雑多な雑事も重なり、家に帰ると何も出来ずに寝てしまうのですが…。
まぁ、世の中、寝る間もないほど働いている人もたくさんいるわけで、それに比べれば全然ましです。

仕事がない不安より、忙しく働ける安心感。
「働ける幸福」「お仕事がある幸福」
貧乏臭いかもしれませんけど、今、それをしみじみ感じています。

コツコツと営業して、コツコツと提案して、コツコツと制作のお仕事をいただいて、コツコツと1つ1つ手作りする。
そんな弊社は、決して楽して稼げるタイプの会社ではありませんし、ITベンチャーのみなさまのように何か1発当たるようなチャンスも期待できません。
それでも、1つ1つのお仕事に誇りをもって、丁寧にお仕事をして、自信をもってお客さまにお納めしていく。
そんな平凡な毎日が、当たり前のように続いている幸福。
それを当たり前と思わず、お客さまや社員、そして家族などみなさんに感謝したいと思います。

足元も覚束ない、まだ3年目に入ったばかりの会社ですから。
とにかくガムシャラに、そして決してノーと言わずに何でも挑戦してみる。
そう、世界を代表する日本の中小企業の一員として頑張ろう!


と思いながら、楽して稼げる方法あったら誰か教えてくれよと嘆く今日この頃です。

caters [ 06.11.02 ]


工事の進捗

[ garage ]

061113.jpg

当初懸念していた1階の駐車場のコンクリートはがしも無事に終わったようです。
2階、3階も解体工事はかなり進んでいる感じがします。

caters [ 06.11.13 ]


臨時休業のお知らせ

[ memo ]

弊社は社員研修のため11/17(金)から11/20(月)まで休業させていただきます。

なお、「どんな研修をするの?」「お土産期待してるよ。」「ゆっくりしてきてね。」など
あたたかいお言葉をいただくと、学校を微熱で早引けした時と同じようになんとなく
後ろめたい気持ちになりますが、そうは言っても小龍包をお腹いっぱい食べてきた
いと思います。

<追伸>
うまく言えませんが、戦略を真似るのと、商品コンセプトを真似るのとでは雲泥の
差があると思うのです。
豆腐という商品にキャラクター性をもたせるということを真似るならキャッチアップだと
思うのですが、その商品のデザインやコンセプトをパクるのはみっともないなと。
田舎の企画屋だって、そのくらいの誇りは持ちたいなと思うわけです。

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caters [ 06.11.15 ]


苦悩する日々:資金繰り第ニ幕

[ garage ]

設計会社の社長から、金額の件でお話がしたいと連絡があり、その日のうちに先方事務所で打ち合わせ。

改修工事の見積もりが、当初見込んでいたよりも数百万円以上も上振れしているとのこと。
今の弊社の状況では、手当ての目途なんてつくはずがない金額の振れである。
正直言うと、このタイミングでこんな金額の話をされてもという感じがしてしまいます。
何とかいろいろなところを削って予算に合わせるしかないのでしょうが、それにしても、この差がいったいなぜなのか素人には皆目検討もつきません。
明細を渡されても検証の仕様はないし、いくら詳しく説明されても理解する能力すらありません…。

ただ、それは弊社の業務でも同じなわけです。
一度、任せると決めたら信用するしかないということは分かっているんです。
しかし、うちのお客さんにはこういう不安?不満?は起こらないようなにしたいなとは思いました。

caters [ 06.11.21 ]


苦悩する日々:資金繰り第二幕(2)

[ garage ]

061122.jpg

ランチのついでに仲間とビルを見に行きました。
丸裸になったビルはそれなりの雰囲気で建っています。
中身も、あの内装が無いほうがよっぽど立派に見えます。

しかし、これにあの聞いた金額を突っ込むのかと思うと不安になります。
確かに、会社の将来を考えると、この時点で投資をする選択はあるとは思っています。
というよりも、必要だと思っています。

しかしその一方で、まだ2年半しか営業していない会社が、こんな投資をして大丈夫なのか?
社員も増やさなくてはいけないし、本当にこの投資に耐えられるのか?
正直、不安は増すばかりです。

設計会社の社長から再度電話がありました。
各所と調整をしたところ思ったより値段を下げられそうだということ。
すぐに先方へ訪問し、打ち合わせを行ないます。
確かに、上がった分の半分近くは下がっていますが…。
しかし、これ以上調整しても大幅に下がることは無さそうです。

そこで、基本的にはこれで行くこととし、事務所に戻って仲間と打ち合わせをします。
資金が当初予定よりも大幅に上振れしており、借入と増資では全然間に合わないため、内部留保を一部取り崩す旨の説明を行ないます。
増資資金は11/29(水)に振込むことで調整したいと。

仲間からも、いろいろな意見が出されましたが、もう戻れないだろうという結論。
やるしかないということで一致しました。

caters [ 06.11.22 ]


苦悩する日々:迷い

[ garage ]

休日出勤のランチのついでに仲間と物件を見に行きました。

その道すがら、今の自分の思いを話します。
不安、でも必要、でもやっぱり不安。
仲間に話しをしながら、自分の考えが揺れているのがわかります。
もう引き返せないのも分かっています。
それでも、やはり揺れます。

確かに、現在の家賃等を考えればそんなに無理じゃない金額に返済は収めたつもりです。
しかし、イザというとき家賃は安い物件に移ることは出来ますが、返済はこれ以上下げることはできないでしょう。
もし、何かあったら…。
もし、売上が計画通りいかなくなったら…。
正直、怖くなります。

今となっては、物件を買ったときにあった浮かれ気分は今はほとんどありません。
何ていうか本社ビルを建てるというのは、もっと楽しいと思っていましたが、そんな気分は完全に吹っ飛んでいます。

ウチの会社の信用力を補完し、かつ来社機能を向上させるために、このプロジェクトは絶対に必要だと思っていますし、タイミング的にも決して悪くないとは思っているのですが、それにしても借金を背負うというのはこんなにも怖いものなのかと改めて思います。

でもその一方で、きっとこのプロジェクトはいい方向に働くはずだと信じています。
弊社の財産は“ヒト”です。
そのヒトが快適に働ける職場環境を造ること。
いろいろな思惑がはずれても、これだけは間違いなく実現できるはずです。
そうすれば、今と比べてマイナスになることは無いでしょう。

臆病な新米社長は、こんな風に常に迷っています。

caters [ 06.11.23 ]


苦悩する日々:資金繰り第二幕(3)

[ garage ]

設計会社の社長と価格の最終交渉。
正直、予定よりかなり上振れしていますがやむを得ないと思います。
だって、分不相応な広さだったりするので。
設計会社の方でも相当頑張ってくださったみたいですし。

なお、スペースを最大限に活用するため屋上にはフェンスを付けることで最終提案をもらうことにしました。ここに至っても予定外の出費を続けるわけですが。

来週、契約を行なう予定。

なお、最後に役員となっている仲間に話をして承諾をもらいました。
個人のことならとにかく、会社のことで「何とかなるさ。」とは言いたくないが、最後はそんな気分です。
過剰投資ではないか?との話も出たが、営業面での効果とリクルート効果を期待して、全員一致で投資する方向でまとまりました。

caters [ 06.11.24 ]


契約

[ garage ]

本日、大安につき契約。

もう引き返せません。
賽は投げられたのです。

caters [ 06.11.28 ]


現場監督の紹介

[ garage ]

設計会社の社長が現場監督の方を連れてきてくれました。
かなり真面目そうな人なので安心しました。

そして資金を振り込みました。

もう、本当に引き返せないと思うと、少しだけ腹が据わった感じがしました。

caters [ 06.11.29 ]


増資

[ memo ]

本日付で弊社は増資を行ったため、資本金1,000万円となります。
なお、商号は特例有限会社のままとします。

どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

caters [ 06.11.30 ]



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